左はスロヴェニア製JJ ElectronicのショートプレートのECC82、右はロングプレートのECC802S。 ECC802SはTELEFUNKENEの復刻版です。プレート長が2倍くらい違います。 音も、ロングプレートの方が周波数レンジが広く、低い方も十分なレスポンスがあります。
ECC802Sはあえてゴールドフィンガー、ならぬGOLD PINバージョンを選びました。
ミニチュア管のPINは全て鉄製であり磁性体です。 電流は導体の表層を流れますが通常のPINは鉄よりも電導率が低い錫引きなので、 電流は鉄の表層を流れることになります。 そうすると、電流から磁力が発生、発生した磁力から電力が発生・・と音を濁らせます。 金メッキであれば、伝導率が鉄よりも高いため、電流は金に流れるはずです。
ECC802S(GOLD PIN)の音は解像度が高いのに固さがなく、超微粒子で切れ込みます。
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