No.753で紹介したUFOと宇宙誌の記事の内容をUPします。 これは同誌(ユニバース出版社)1979年12月号のホットラインというコーナーに掲載されていたものです。 「北海道砂川市宮川町に住む会社員・鈴木○○さん(30歳)より、同市上空を飛行するUFOを、自衛隊のヘリコプターが超低空で追跡するという驚異的な事件報告があったので紹介しよう。 鈴木さんの証言をもとにして当時の状況を再現すると、次のようになる。 8月29日午後7時ごろ、鈴木さんが自室でテレビを見ていると、ヘリコプターの爆音が聞こえてきた。驚いて窓を開けてみると、2個の赤い発光体が上空を飛んでおり、そのあとを追跡するかのように6機のヘリコプターが飛来した。てっきり自衛隊の訓練と思い外へ出た鈴木さんは、同じように外へ出て来た近所の人たち6人とともに観察を始めた。 ヘリコプターは自衛隊のもので、見かけの大きさから推測して高度約20メートル。UFOは直径5メートルで、ヘリコプターまでの距離は15〜20メートル。UFOとヘリコプターは、鈴木さんの家の上空あたりを5、6回旋回したあと、南の方向へと飛び去ったという。目撃時間は約8分である。 さて、私が鈴木さんから詳しい報告を受けたのは10月に入ってからなので若干記述に不備な点があるが、このようにヘリコプターがUFOを追跡するというケースは、北海道だけで8月中に少なくとも他に2件も発生している。しかも時間が午後7時前後で、いずれも2個のUFOが出現している点が共通している。 また、夜間に自衛隊のヘリコプターが低空で市街地上空を飛行することは異常である。」 という内容で、30年近く前の事件ですが、ヘリの爆音がきっかけでUFOを目撃したり2個の発光体をヘリが追跡していたりするなど共通点が多いのに驚かされました。ただ発光体の大きさはもう少し小さかったのではないかと思います。
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