月の秘密・消された写真《99.5.16画像7》
月の秘密でたびたび触れていますが、アポロの月の写真は修正されています。
これは、一般公開に当り、違和感なく見れるようにとの配慮と考えるのが普通だと思いますが、
実は、そうとばかりも言えない写真もあるのです。
数枚の写真からパノラマを作るとして、デジタル処理の無かった当時では、
露出やスケールの違うスチル写真を、焼き付け工程で揃え、切り貼りして、
筆で加筆するという作業が行われました。
そして、それには高度な技術があったようです。
これは、ロシアの写真の修正例です。
ボストーク2号に向かうクルーバス内の写真。
マル枠の人物が消されます。
そして、ガガーリン(前列左から2人目)の初の有人飛行成功後に撮られた記念写真。
ここでも一人が完全に消されます。
見えないはずの背景が再現され、なんと左の人物の肩にかけられた手までも・・
写真上から人を一人消すことは、可能なことがわかります。
そしてこの写真で消された人物は、名簿上からも消えいる・・というのが、
かつてのソ連邦のミステリーです。
そして、アポロの写真に戻ります。
これは、アポロ17号でサーナン飛行士が撮ったとされる写真です。
巨石の横に立つシュミット飛行士を写したもので、三枚の写真から合成されたと公式に
コメントされている写真です。
地平線の手前、シュミット飛行士の見る方向には、加筆の跡が明確な丘が見られます。
これは、修正写真の中でも最も不自然に見えるもので、特に中央丘は、何かを消した跡とさえ思えます。
しかし、この写真にはもっと別の秘密があるのです。
これがモトになった三枚が重ねられた状態です。
この写真からは中央丘は特に不自然に修正する必要はないように思われますが、
じつは、この写真の秘密は、この時点で既に仕込まれているのです。
山のふもとと、地平線の境目をよく見てください。
より判りやすく地平線の部分を二倍に拡大してみましょう。
左の山のふもと、次の写真でわずかに下がって黒い直線が上下を分断していることが確認できます。
この写真の原板は、既に地平線から上の景色がすり替えられていて、
じつは六枚の写真から造られたもののようなのです。
そうなると中央丘の加筆は、分断をカムフラージュするものとも見えます。
一体ここの背景には何が写されていたのでしょうか。
シュミット飛行士とサーナン飛行士が巨大な標石の傍で「閃光を目撃した」との交信があるとされます。
アポロの飛行士は、ここで一体何を目撃したのでしょうか。
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