月の秘密・加工された地形《99.5.16画像10》

1964年、レインジャー7号が秒速2.5Kmで月面に衝突する2.3秒前、5Kmの高度から撮影された
写真に写っていたものです。



Rainj.JPG

これが、月面に人工的な物体があると、問題を投げかけた最初の写真です。

黒枠内は500m四方ですので、このクレータは200mぐらいでしょう。
その中に突き出た数個の物体が見られます。
一般的な解説は、「この物体が落ちたことで、このクレータが形成された」ということですが、
クレータの直径に対し、これほど大きな岩石が突出する例はまず見当たりません。
よく見ると、右と下の物体は、クレータ周壁のくぼみから転げ落ちたようにも見えます。
しかしそれが、このクレータ周壁にだけ存在したというのも妙な気がします。


この後、レインジャーは、このクレータを右に1Km外れた場所に衝突しました。


AlfonL.JPG

後に撮られたレインジャー自身のクレーターです。
レインジャーもまた月を加工しているのです。



月には幅が数mから数Kmまで、様々な溝があります。
これらの中に、「道路」が含まれているいう説がありますが、黒く明確なコントラストを持って、
クレータや小山を乗り越えているものは、地割れによって出来た「谷」であるように見えます。
地球上の道路を高空から写した写真は、たいてい白い筋のように見えるものです。


このように・・


Mitis.JPG

中央やや上方に山の中腹を這う白い筋が見られます。
これは、通常の谷とは異なる見え方です。


拡大すると・・


MitiL.JPG

これは明らかに谷や割れ目ではないようです。
山の中腹を平らに整地した道路が周り込んでいるように見えます。
そして、道路は右下の「ぼやけた」場所に通じているようです。


月の大部分はクレータだらけで、大規模な文明があるなどという考えは寄せ付けない世界ですが、
もしこの世界を訪れた者が、月を加工しようとするならば、基地のような施設を造るでしょう。
少しの修正で消せる程度の小規模な・・



月を加工する目的には二つの説があります。

ひとつは、自給資源の発掘。
月の裏側のクレータが、多くの掘削機で現在も削られているという説があります。
削った土から活動に必要なガスと金属を取り出し、橋で谷や山をつないで月面を修復しているという説です。


もうひとつは
モニュメント説。
月を訪れたものが、記念碑を残して行ったというものです。



これは、記念碑でしょうか。


Shard.JPG

シャードと呼ばれる物体です。
影を伴っているところから、これが月面に存在していることは確かでしょう。
水やガスの噴出であれば、月面では空気に阻まれることなく拡散するはずです。
カメラの修正マーク(X印)が付けられているので、消される運命にあるようです。



そして、これにそっくりなものが、コペルニクスの外輪山にもあるのです。


Copel1.JPG Copel2.JPG

左の写真右上にあります。
しかし右の写真には写っていません。
この二枚は、同じに見えますが、走査線の幅が異なっており、プロセスの違いがあるようです。
これは、写真のプロセスで付加されたものなのか、または消されたものなのか。
いずれにしても30年前、1967年のルナオービタ計画なので、推測の域を出ませんが・・


加工されたと思われる写真は数多く存在します。


KenL.JPG

中央に左上にナイフを突き上げるような形の物体。
この写真の左右は80mなので、ナイフの長さは30m、影の様子から先端は数mほどの高さを持つようです。



fig4.JPG

左半分に、三つのくぼみと一つの台地を結ぶ十字の谷。
右半分に、何かが密集したような複雑な地形。


さらに大規模な造形。


Kakou1.JPG

大クレータ内に存在する、四角く高い裾野を持つ小クレータ。


Kakou4.JPG

大クレータ内の奇妙な形の構造物。

・・
まだまだいくら探してもキリがありません。
しかし、一見してそれと思われる写真は限られており、多くは間違った心霊写真のような
光りと影のイタズラだったり、変形したクレータや、写真のゴミではないかと思えるものでした。
この手の写真を見ているうちに、その多くは「何とでも言えるナ」という気がしたのも事実です。



kiti30g.gifhttp://kiti.main.jp/