火星の秘密・有り得ない白《99.6.7画像5》
火星の空の写真は、公表と同時に異論が出され水色からピンクに変えられました。
そのピンクの空を映した写真は、画像全体が赤味がかって見えています。
水色の空と、ピンクの空、どちらが正しい色なのでしょうか。
カギは、どちらの画像が、三原色が均等な場合にのみ生まれる白を表現できるかです。
白と言えば、地上の望遠鏡でも確認できるモノがあります。
極冠・・
軌道上の探査機も白を捉えています。
谷を埋める朝もや・・
そして・・
山にかかる雲・・
これらは、火星のピンクと言われている空の下で白が存在出来る事を示しています。
そしてもう一つの白・・
バイキングは100日間に渡り、着陸地点の霜を観測しています。
ピンクの空と白い霜・・これが共存できるかがポイントです。
霜を捉えた写真です。白は存在していません。
赤みがかった空と同様の色相に見えています・・しかし白は存在できるはずなのです。
白い霜の画像は他にありました・・
そして、空の色は・・なんと水色です。
霜が判別しやすいように、あえて色バランスを変えたもの・・と考えられなくもないですが、
そうだとしても、空が水色になるということは、赤い空の下で白が存在できないことを意味します。
それでは、なぜ地上から見える極冠は色補正しなくても白いのでしょうか。
バイキングは100日間、霜を確認しています。
しかし、公表された霜の写真はごくわずかです。
地球の環境に近いモノほど、公表に消極的な印象が感じられてなりません。
そして、この霜自体、現在の火星の環境では説明し難いものなのです。
ユートピア平原は極地にあるわけではありません。
これは、霜がドライアイスではなく、水蒸気の凝結であることを意味します。
火星の大気圧は地球の200分の1で、90パーセント以上が二酸化炭素であり水蒸気の割合は
地球で最も乾燥した砂漠の数百分の1と公表されており、この環境で存在できる霜は数ミクロン以下の
厚さであると言われています。
明らかに地表の明るさを変えている霜が数ミクロン以下とは信じ難い気がします。
それが、日中の太陽直下で長時間存在できるのものでしょうか。
もしかしたら、霜はもっとずっと厚いのではないでしょうか。
これは、色だけの問題ではないようです。
たとえ空が水色でも、現在の火星の環境下では白い霜は存在し難いのです。
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