火星の秘密・奇妙な地形《99.6.6画像9》
1975年、火星を廻る初の探査衛星となったマリナー9号は、
火星の南極近くの不思議な地形を捉えていました。
直線と直角で構成されたこの地形は「インカシティ」と名づけらました。
そして、説明の出来ない自然の地形とされています。
4年後の1979年、バイキングが捉えた同じ場所とされるF225B6では、
インカシティを確認することが出来ませんでした。
インカシティは砂嵐で埋め尽くされたと考えられたのです。
しかし、わずか数年の歳月で、起伏のある地形が埋めたてられるものでしょうか。
そもそも、この写真は本当に同じ場所を写しているのでしょうか。
じつは、ここには明らかな間違いがあります。
先ず、砂嵐の跡と説明される写真は明らかに南極冠の写真なのです。
この場合、砂に埋もれたのではなく、極冠に埋もれたと解釈すべきでしょう。
しかし、間違いはまだありました。
インカシティは別の写真F421B64に捉えられていたのです。
下方やや右よりにインカシティは存在しています。
この不思議な地形がグローバルサーベィヤの高解像度カメラに
捉えられているであろうことは、当然のように思われます。
しかし、もしその画像が存在したとしても、もう見ることはできないのです。
インカシティはバイキングの時代に、砂に封印されてしまったものなのです・・
この写真には「トラック」というタイトルが付けられていました。
グローバルサーベィヤの高解像度カメラが捉えた火星の道です。
NASAがあえて指摘するのは珍しいことですが、確かに道のようです。
この写真では、巨石が集中的に存在していることがわかります。
そして、一部ではきれいな円形に並んでいる所もあります。
侵食されて、縁を形成している岩石が露出したのでしょうか。
しかしそれらは、2本の平行な道の間にだけ見られる特徴なのです・・
干上がった湖のようですが・・
・・じつは、この写真にはとんでもないモノが写っています。
中央右の球体・・
コレを見つけたときは、ハッとしました。
以前の探査写真には、目盛りのようなマークが付けられていたので、
先ずそれを疑いましたが、これはグローバルサーベィヤの写真です。
グローバルサーベィヤの写真で、マークが使われたことはないのです。
これはUFO・・
他にもグローバルサーベィヤは、多くの奇妙な写真を捉えています。
人面岩の南方に存在する、規則的な「目盛り」を持つ地形・・
シティの北方に存在する、正三角形のデザイン・・
乾いた大地に水の染み出したような影・・
一定の幅を持つ谷に並ぶクレータ・・
・・火星はまだまだ秘密を隠しています。
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