鷹取山ミステリーツアー《02.08.17》

「未知との遭遇」はあるのか?
そこでUFO目撃体験者4名が見た光体の正体は・・


2002年8月10日、UFO目撃経験者4名で横須賀の鷹取山に出かけました。

takatorimap.jpg

標高139mの山頂には、東に横須賀市、西に逗子を一望できる展望台があります。
当日はまさに快晴、しかし猛暑の都心とは一変、常に強風が吹きつけ、
涼しいというよりも寒さを感じるほどでした。


《飛行機を見て・・》
上空にはひっきりなしに飛行機が往来しています。
文字がわかるほどの低空の機体も、高空で細く飛行機雲を引く機体も、
共通点は非常にコントラストが高いことです。


飛行機をUFOと誤認しないように・・慎重にならなければなりません。

《逗子市内の光芒と・・》
16時を回ると突然、逗子市内に強烈な反射が発生しました。
巨大な鏡があるかのようです。
しかし、その輝光に目を奪われているうちに実は上空に光体が・・


横長の雲の上を右に移動する物体。
残念ながら私は気づきませんでしたが、郡さんがしっかり捉えていてくれました。


1642.jpg


下の写真は数十秒の間隔で撮影されたものです。
雲との相対位置関係から、光体の移動の様子がわかります。
(白枠内は3倍拡大)


1642-2.jpg

まだ高い太陽高度と明るい空の下で、かなりの明るさを持っています。

《そして全員で目撃・・》
さらに40分ほどが過ぎ、今度は全員がひときわ輝く光体を逗子市上空に目撃しました。


17時21分、その光体は移動しながら数十秒で徐々に消えていきました。
(左から ISO80・1/585・f14、1/555・f14、1/475・f11)

1721.jpg


その僅か1分後、驚くべき画像がカメラに収められていました。
(二枚とも ISO80・1/475・f11)

1723.jpg

そのイメージはまさにUFOです。
1/475というシャッター速度から、手ぶれとは考えにくいものです。
しかし不思議なことに、この光体を見た記憶も撮った記憶も全くないのです。
タイムスタンプによるとこの二枚は17:23:42と17:23:54となっています。


使ったカメラは200万画素のデジカメで18.3mm望遠。
縦1200ピクセルに対し縦画角が10度なので、分解能は30秒角/ピクセルです。
ここから、光体の幅(20ピクセル)は10分角と割り出せます。


ここで2分間に目撃した5つのショットの位置関係を整理してみます。
原画にあるレンズフレアの状態から位置関係をシミュレートすると、こうになります。


skymap.jpg


《ラストチャンス・・》
18時32分、夏の高い太陽も西に大きく傾く頃、最後のチャンスがやってきました。
私は興奮してすっかり撮影し損ねたのですが、これも郡さんがカメラに収められていました。


1832.jpg

飛行機雲の先端、やや下にゆっくり移動する光体が現れ、
まもなく飛行機と交差しすぐに消えてしまいました。


その10分後の写真には、中央の雲から奇妙な細長い雲?が現れています。
そして細い雲の延長上にある小さな雲?は肉眼ではクッキリ奇妙に見えました。


1841.jpg


《惜しみながら解散・・》

その後、逗子市内の輝光は消え去りますが、不思議なことに、
あれだけの反射を発生させるような対象物は確認できません。


1812.jpg

地軸の傾きにより日に日に太陽の方角は変化します。
これは意外に偶然性の高い現象だったのかも知れません。
一年の特別な日だけ鷹取山山頂を照らす鏡・・?


日が落ちるとまもなく一番星(金星)が輝き始めました。
夜になっては写真は撮れません。


もしかしたら眼前にUFOが・・
全員がその思いを持っていたようです。


この日見たものは何だったのか・・
疑問と同時に、もしかしたらUFOを見たのかもという思いを胸に、
ちょっと名残惜しいですが、まだ明るいうちに鷹取山を後にしました。


《メンバー紹介・・》

郡 聡さん

UFO目撃経験は数知れず 写真やビデオにも収められています

緋月さん

天体観測中に何度も目撃 「不思議天文日誌」

TOSHIYOさん

一度だけのUFO体験は第四種接近遭遇 「UFO搭乗体験談」

職場で目撃したUFOは夢か現実か? 「きちのUFO目撃談」




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