レポート byTOSHIYOさん(イラストはTOSIYOさん直筆のイメージを再現したものです)
★遭遇日時・場所
1995年1月。天気晴れ。夜の9時以降。とても寒い日。
京急線「平和島駅」と「大森海岸駅」の間で、
東側、競艇所の方向から平和島駅へ帰路に着く途中の、公園内でした。
★第一種接近遭遇
最初は月に見えたが、縦に欠けてなくて上下に欠けていた。アンパンの様にも見える。
「暗い所では電気を点ける」という反射的な行動で、私は持っていたライトを「月」へ点灯させる。
「月」が降下して来て、目測で10mは有った。
円盤の外見は白く鈍く光る硬そうに見える材質で、継ぎ目や窓等は見た範囲内では無し。
のっぺらぼうと言う感じ。分厚い印象。
★第二種接近遭遇
降下するのに約10秒。考えられない位早く、しかも押し潰されると思いました。
更に、うろ覚えですが、一瞬赤いライトを私は浴びた様な気がしました。
回転しないで降下した円盤は着陸せず頭上を浮いたままで、中央下部が赤くなった(?)
後に小柄な人が一人、まるで無色透明のエレベーターに乗って降りて来る様に現れた。
★第三種接近遭遇
余りにも恐ろしくて、私は無声音で悲鳴をあげたかも知れません。すると後から4人も現れた。
後から現れた方々に何か言われたが、言葉も通じない上に怖くて落ち着けなかった。
身長が150cm位だが個人差がある。腕は長めで女性の様な感じ。
目の部分は黒で、網目状になってる感じ。頭と胴体の幅が殆ど同じ。
全身光沢無しの銀色のブーツスーツ(ゴム製?)で、足はそんなに長くなく、足も大きくない。
一人がゆっくりと右手を差し出してきて、私の左手の袖を何度も軽く引っ張って、
「来て」と解釈できる行動を取って来た。
私は怖くて従うしかなく、円盤中心部の真下まで彼らと歩いて移動した。
★円盤内部
髪がフワッと動いた様な気がした時には、円盤内部の中心部に居た。
光沢の無い銀色の空間で、6人居ると狭苦しく感じる位。
天井灯がカバーの付いてる物に覆われていて、中の電球は確認できない。
扉は5つ有り、5つの部屋があると思われる。
扉はどれも平面で中心部の空間は五角形のイメージ。
扉と扉の間より、扉の幅の方が広い。
扉の上面と天井に隙間が有り、扉は最低でも170cmは有った筈。
天井は高いという程でもなかった。
(中心部の空間扉の展開イメージ)
その中の1つの扉が開いて、その部屋へ彼らと共に入室。
私が入った操縦室への扉は、左から右へ横にスライドして開きました。
割と早くスライドしたと思った。
操縦室はなま暖かい。全体的に白っぽい感じの部屋。
正面に大きなスクリーンが有り、操縦席も有った。操縦席には色々な着色があった。
凄く殺風景な部屋。明かりは間接照明(矢追さん曰く)。
操縦室は、なま暖かい。
全体的に白っぽい感じの部屋。
正面に大きなスクリーンが有り、操縦席も有った。
操縦席には色々な着色があった。
お尻と背中が当たる部分には光沢無しの黒い固めのクッションが有り、
背中の位置がずれている感じがした。
なのに、横たわった時には頭の位置がぴったりでした。
頭の位置にはクッションは無し。
操縦席の前にはボタンが何列か並んでいて、
その右側には縦 に動かせられるつまみが2〜3有った。
★第四種接近遭遇
入ったすぐ右手の所で、彼らの一人から袖を軽く上へ引っ張るような事を、
最初は何か言いながら行動を取っていた。そのうち話さなくなった。
「服を脱ぐように」という意思表示化と思い、コートを脱いだ。
ちゃんちゃんこもそうされたので、それも脱いだ。
セーターもそうされたので、それも脱いだ。
長袖シャツのボタンに何やら興味を示すような行動をして、シャツも軽く上へ何度も引っ張るので、
「裸にされちゃう」と思いながら、ゆっくりと、右袖・左袖のボタンを外した。
すると左袖を脇の方が捲って、注射器の様な物を持って来た方に、
左腕の血管に、霧吹きをした後に注射された。
幅4〜5位の太い注射器で、針が短めに感じる。
針の付け根が三角すい状な丸みが有り、
白いので中の液体が表から見えない。
これをされると怖さが無くなり、「何をされてもいい」という気持ちになる。
血管に刺す。
「チクッ」ときて、痛みが徐々に薄れてくと同時に怖さも取れていった。
注射をされた後血がちょっと出ていたので、綿みたいな物で押さえて注射器を抜き、
霧吹きをかけられた。誰が見ても「霧吹き」と判る入れ物。
無色透明の、プラスティックに見える入れ物が、上部の黒い物に付けられてる。
直ぐに蒸発する。消毒液のような匂い。
どこからかモールス信号の音が聞え続けているのに気が付いた。
操縦席を倒した方が、操縦席の背中に当たる黒いクッションを手で軽くポンポン叩きながら
何かを言ったので、私はそこへ左から回りこむ様にして、仰向けに横たわった。
「何をされてもいい」という気持ちになっていた。
目を閉じていて、前髪を分けられたので目を開けると、左側の方が髪をおでこが見得る様に分けていて、
右側の方が、「チップ」と銀色の長細い棒を私のおでこに近づけて来たので、私は目を閉じました。
急に入り口の方から声が聞えて私が目を開けると、目先まで薄暗い「チップ」が見えていて、
両側の二人が入り口側を見ていた。
チップは親指位の大きさで、正方形に近い長方形。厚さは2mm位だと思った。薄暗い色。
★英語が話せる!
そしてその強い口調は入り口側から聞え続けて私の両側に居た二人は私に何もしないまま離れて行き、
私が起き上がって見ると、その室内のほぼ中央で、二人と三人で口論を始めていた。かなり長く感じた。
私が「どうしたの?」と声を掛けた所、入り口側に立っていた三人の中央の方が何かを私に言った。
言葉が判らないので、英語で「ハウ(?)」と尋ねた時に、その方が英語で答えてくれた。
彼らのうちの一人は英語を話すことができる!男の子供が出すような声で、舌が短い人の喋り方だった。
私が判らない単語だったので首を傾げてた所、その方から「カモン」と言われたので私は付いて来た。
ただ、扉の外へ出ようとしたので、私は脱ぎ捨ててた服を来て、リュックサックも持ってから、
彼ら三人と一緒に中央部に出て行き、扉が閉じて、髪がフワッと浮いた様な感じがした次ぎの瞬間には、
寒い外に出ていた。そこは円盤の真下だった。
★驚異の航法
彼らと一緒に公園の端まで寄ってから、私は「ハウドゥユゴウヒア(どうやってここへ来たの)?」と尋ね、
一人は「円盤を使って来た」と返答。しかし最後の単語の「円盤(?)」の意味が判らず聞き直して、
「ディッシュ」と言い換えてくれた。
私は「ハウドゥユムーブファステスト(最も早く移動するにはどうしてる)?」と尋ね、
彼は「ブラックホールを使う」と言って来た。
私は驚いて「ブラックホール!?」、彼は「イエス、ウイユーズザブラックホールツゥージアザーズ××」
(はい、私達はブラックホールを使って他の××へ)と。
私はブラックホールが無ければどうやって高速移動するのと尋ねたら、ジェスチャー付きで、
「ブラックホールが無い空間では、制限時間付きのブラックホールを発生させてそこへ飛び込む」と
私が解釈できる様な事を言った。
私が「過去に何回来てるか」の英文章を考えてる間に彼らは引き返そうとしたので、
私はとっさに「待って」と日本語で言った。彼らが振り返った時に腰に付いてる物が目に入り、
「これ何?」と英語で尋ねたら「キャチボンド」と言われて、彼らは円盤へ。
キャチボンドはシャープペンの芯入れケース位の大きさで、本体色は銀。
上から棒状の物が明るい色順に縦に並んでる。
円盤の底面が赤くなったのが、色が白へ変わっていき、私が公園の端に寄った時に強い風邪と音が聞えて、
円盤は5秒位で殆ど見えなくなった。寂しかった。平和島駅に到着すると、いつもより30分強過ぎていた。
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