光のマジック
火星面の母船《01.7.20》

光のマジックシリーズは、UFOとしての証拠が不十分な画像を紹介するものです。
UFO全般を否定するものではありません。


フォボス2号が火星面に母船のシルエットを捕らえたとされる写真。
それは、フォースフィールドによるボケを伴うとされる真っ黒いシルエット・・


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この画像を見て最初に連想したのはフォボスの影でした。

フォボスの影(グローバルサーベィヤー)
mpho1.jpg

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火星面から見たフォボスは太陽に比べ、距離が21052分の1で、直径が45454分の1なので、
見かけの直径は太陽の46パーセントです。
従って、太陽を覆い隠すことが出来ないため、火星面に写る影は半影になります。


母船のシルエットと比べると、全体に淡く、長さも違います。
やはり、フォボスの影ではないのでしょうか!?


しかし、影の長さは衛星と太陽の位置関係でいくらでも変わるはずです。
そこで、火星の縁近くの影の様子をシミュレートすると・・

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mphox1.jpg


だいぶ似てきました。
あとはこの影の濃い部分が真っ黒になれば同じですが、その鍵は、青緑色にあります。
火星面の明るさの大部分を占める赤が間引かれているのです。


そこで、赤を間引き、コントラストを高めた画像がこれです。
どうでしょうか・・

mpho3.jpg

mphox1.jpg


母船のシルエット・・それは光のマジックなのかも知れません・・


kiti30g.gifhttp://kiti.main.jp/