DH800《2004.4.6》
FSB 800MHz/DDR400をサポートするXeonマザーは604ピンXeonを加速するか?


一年以上使ってきたXeon2.4GHzにもう一花咲かせようかと(笑)
さてさて604ピンXeonは狂い咲くでしょうか!?


《外観》
先ずは後ろから前から〜♪


dh800-2.jpg

ソケット周りの穴がでかいです。

dh800-1.jpg

FSB800のXeonは板バネ状の金具をマザーの後ろに当てて、ヒートシンクを上から、
ねじ止めする方式になるようです。マザー裏の配線が損傷しないか心配(^^;


大きさはXeonマザーの中では最小!?ではないでしょうか。
これならたいていのケースに収まりそうです。
DH800(左)、DP533(右)


dh800-3.jpg

DP533よりコンデンサーの本数が増えているので、若干電源が強化されているようです。

BIOS-ROM周り。
ジャンパーはCMOSクリア用とBIOSプロテクト用です。


dh800-5.jpg

こちらはFSB設定用のジャンパ。

dh800-6.jpg

この二つのジャンパの組み合わせで強制FSB800の設定が出来るのか!?
と思ったら間違いでした・・


写真の位置はAUTO(デフォルト)ですが、この他どう組み合わせても、
400MHzと533MHzの強制設定しかできません!


FSBの変更はBIOSセットアップで可能です。

《BIOSセットアップ》

・CPU倍率:8倍から上限倍率まで(Xeonでは普通の機能)

・FSB:1MHz単位で200MHz超まで設定可能!

・コア電圧:1.600Vまで0.025V単位で設定可能!

・メモリクロック:DDR266、DDR333、DDR400、AUTOの設定可能!

・メモリ電圧:設定可能!

・AGP電圧:設定可能!


いやはやなんとも・・OCしろと言わんばかりの機能です(^^;
(i875Pチップセットを使ってる関係!?)


電源は12Vが36AのENERMAX EG651P-VE FM
eg651pvefm.jpg

メモリはA-DATA PC4000(DDR500)を使用。
Image06.jpg

早速、倍率を落としてFSBを上げてみると・・200MHzが動きません・・
190MHzでは・・動きます!191、192、193と上げていったところ、

193MHzが起動限界でした。メモリを非同期にしても同じです。

このマザーFSB800を謳ってるので、次世代Xeonが193MHz(772MHz)
でしか使えないということは有り得ないと思いますが・・(^^;
よくわかりませんが、FSB533のXeonは何らかの原因でここまでしか、
同期できないということかも知れません。


2004/6/18
ATOMさんより、BIOSアップで200MHzで動いたとの情報をいただきました。


クロックアップ自体は、倍率を変えられる分バリエーションが楽しいです。
604ピン2.4GHzのXeonは8倍〜18倍の倍率が選択できますので、
190MHz前後で16〜17倍辺りが面白いかナ。


tyui.gif他のXeon2.4やDH800での動作を保証するものではありません




kiti30g.gifhttp://kiti.main.jp/