Pentium4?《2000.10.28》《2000.11.3・5画像追加》《2000.11.4・4画像追加》

Pentium4-1.4GHzらしき(笑)CPUを発見。とりあえず動作環境が整うまで画像だけ・・


《Pentimu4?・Pentium3(300dpi画像)》
100dpi画像は15インチモニター1024x768で、ほぼ実物大です。


Pentimu4?
P4f.jpg
P3比、若干薄手の緑のPGA
基盤上に茶色のPGA基盤が
乗った構造です。


茶色の基盤は2mm高のメタル
カバーで覆われています。
カバーの右下には小穴があり
金色の端子(?)が覗けます。

Pentium3
P3.jpg









P4r.jpg
423ピンです。
太さと長さはP3と同じです。


中間部の点群は茶色のPGA
基盤実装の裏側です。


中央には集合抵抗!?

P3.pin.jpg
370ピンです。








《クローズアップ》

謎の穴・・

この下にはダイはありません。ダイサイズは不明ですが、この穴より内側とすれば、
P3のダイの縦のサイズと大差ないかも知れません。
この画像からわかるメタルカバー素材の厚みは、ピンの太さの1.5倍程でしょうか。

P4-01.jpg

向きを変えて・・

穴は茶色の基盤に達しており、金色の○パターンが覗けます。
この穴から見えるパターンは一体何・・?

P4-06.jpg

クオータービュー・・

基盤2段重ねの様子やメタルカバーの高さがわかります。
P4-02.jpg

二段構造クローズアップ・・

メタルカバーは四隅の接着剤で固定されています。
茶色基盤は銀色の接点を介して緑基盤に実装されています。

P4-08.jpg

ストロボ画像・・

四隅の接着剤は、僅かに白濁した透明のものです。
茶色基盤の実装には半田らしき痕跡は見られないようです。
ピンがあるのでしょうか・・


《画像をクリックするとフルサイズ800x600でご覧になれます》
P4-07.jpg

サイドビュー・・

基盤の階層構造は不明です。
P4-03.jpg

ピン・・

ピンの付け根は台座のような形状ですが、FC-PGAに見られる半田がありません。
これは台座の反対側にも突起あり、基盤に食い込んでいるためでしょう。

P4-04.jpg

チップ群・・

背面に見られるチップ群は、茶色の基盤の背面に実装されています。
緑の基盤が四角く、くり抜かれている様子がわかります。

P4-05.jpg


《CPU断面想像図》
「CPU切断シリーズ」の
英介さんよりCPU断面の想像図を頂きました。

pentium4-image2.jpg

1.基板上にSECC2と同じようなサーマルホールらしい穴がいくつもありますね。
 熱放散がPentium3のFC-PGAより考えられています。
 逆を言えば、発熱がすごいと言うことでもありますね。


2.金属カバーはチップにかぶせて、チップ欠け防止とヒートシンク安定の役目だと思われますね。
 金属カバーと茶色基盤は四隅が接着されています。


3.金属カバーの穴はカバー内に滞留するCPU発熱を単に逃がすための空気穴かも?

4.アンダーフィル部分の接着はどのようになっているか?

5.茶色の基盤と緑色基盤の接合は多分0.5mm〜1mmの半田ボールのと思います。
 高温環境内で上下が解けて接合がされるものです。


6.ピンの根元の形状がFC-PGAと違いますね。
 基板の反対側は旧Celeronのようにちょっとした凹みがあるとこを見ますと
 ピン自体は差し込みピンのようですね。


7.この金属カバーと半導体チップの接合の良し、悪しで、
 クロックアップにはPentium3以上に差がでそうな気がします。


まだ使えません・・
マザー、RIMM、電源、ヒートシンク・・う〜ん、早く解禁してっ(^^;



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