超自然・惑星グランドクロスの影響
1999年8月11日・・
太陽系の惑星は、地球を中心として十字に配置する・・
1999.8.11の惑星位置(Planetary Motion使用、VB6ランタイム)
@ 太陽(赤中心)−水星(黒)−金星(黄土色)−月(黄)・地球(青)−天王星(黄緑)−海王星(緑)のラインと、
A 土星(グレー)−木星(茶)−地球(青)−火星(赤)−冥王星(紫)のラインが、
地球(青)を中心にクロスしているのがわかります。
グランドクロスと言っても、全ての惑星が直線上に並ぶわけではなく、一方向に集まる事を指しています。
世紀末に惑星が大いなる十字架を描くのだから、何か重大なことが起こるに違いないという説もあります。
稀な配置ではありますが、これが「大いなる十字架」と呼べるかどうか形の上では疑問です。
しかし、形以上にこの現象が意味を持ってくる事象はあるのでしょうか。
引力と直接関係しそうな物理現象といえば地震です。
そこで、過去の大地震の時の惑星の配置をシミュレーションしました。
1923年9月1日
関東大震災(M7.9)
太陽の片側に惑星が集まっているのがわかります。
地球側にある惑星は天王星(黄緑)だけです。
そして・・
1995年1月17日
阪神大震災(M7.2)
片側に惑星が集まり、地球側にあるのは火星だけ・・
二つの大地震が示す惑星の配置。これは偶然でしょうか。
何かただならない気がして過去の地震データを当ってみました。
1943年9月10日 1984年9月14日 1993年12月12日
鳥取地震(M7.2) 長野西部地震(M6.8) 北海道南西沖地震(M7.8)
すると、大地震の発生日には偶然とは思えない確率で、惑星の偏りが見られました。
太陽をはさんで、60度以内にほとんどの惑星が納まっているのです。
しかも、阪神大震災のあった1995年1月17日の直前の数ヶ月に二度大地震が起きていました。
1994年10月4日 1994年12月28日
北海道東方沖地震(M8.1) 三陸はるか沖地震(M7.5)
いずれも甚大な損害と犠牲を伴う大震災です。
グランドクロスに端を発したシミュレーションでしたが、惑星の偏りと大地震との関係という問題に
行き当たることになったのです。
そして、その観点で見れば、惑星の分散するグランドクロスと地震の関係は薄いと言えるかも知れません。
じつは、もう一つ特殊な配置があります。それは、惑星直列です。
もっとも、惑星は直線上に並ぶわけではなくて、狭い範囲に集中することをいうのですが、この状態で、
大地震が起きた記録もあるのです。
1983年5月26日
日本海中部地震(M7.7)
惑星が片側に寄って生じる重力の不均衡、それが地震に関わりがあるのなら、あぶない年があります。
それは、2000年2月6日の地球を頂点としたもう一つのクロスと、2000年5月20日の惑星直列です。
2000年2月6日 2000年5月20日
地球を頂点とするクロス 惑星直列
この間の3ヶ月間、地球は偏った引力を受け続けるのです・・・
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